やまむらはじめ『神様ドォルズ(4)』

GX本誌を買ってないので全プレに応募できないトラップカード発動。…本誌を買えと?神様ドォルズ 4 (サンデーGXコミックス)作者: やまむらはじめ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/01/19メディア: コミック購入: 3人 クリック: 31回この商品を含むブログ (…

林家志弦『ストロベリーシェイクSWEET(2)』

『コミック百合姫』で連載されていたノンストップ・ハイテンション百合ラブコメの最終巻。俺は林家センセイの描くお馬鹿で元気な女の子達のことが大好きです!!ストロベリーシェイクSWEET (2) (IDコミックス 百合姫コミックス)作者: 林家志弦出版社/メーカ…

福永信『コップとコッペパンとペン』

『虚構機関』に収録された「いくさ」「公転」「星座から見た地球」が面白かったというかちょっとした珍味だったので、作者の短編集も読んでみた。なんというか変な話だった。そんなことは前掲の短編群を既読なら容易に察しがつきそうなものだが、それでも変…

ブルース・スターリング / 嶋田洋一:訳『グローバルヘッド』

ウィリアム・ギブスンと並ぶサイバーパンク界の大御所ブルース・スターリングの短編集。恥ずかしながらスターリング初体験。これはなかなか面白かった。昔読んだ(しかも途中で挫折した)ギブスン『ニューロマンサー』の黒丸尚訳がトラウマになったのか*1サ…

読書メモ

読み中 福永信『コップとコッペパンとペン』 コップとコッペパンとペン作者: 福永信出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/04/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 29回この商品を含むブログ (47件) を見る

読書メモ

読了本 スティーヴン・ミルハウザー『マーティン・ドレスラーの夢』 マーティン・ドレスラーの夢 (白水Uブックス)作者: スティーヴンミルハウザー,Steven Millhauser,柴田元幸出版社/メーカー: 白水社発売日: 2008/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック:…

読書メモ(漫画)

最近の読了本 タカハシマコ/桜庭一樹『青年のための読書クラブ(1)』 緑川ゆき『夏目友人帳(7)』 田中メカ『7月の魔法使い』 鈴城芹『家族ゲーム(5)』 鈴木ツタ『僕の知るあなたの話』 山中ヒコ『初恋の70%は、』 読書クラブ漫画版(素晴らしかった!…

読書メモ(小説)

最近の読了本 フィッツ=ジェイムズ・オブライエン『金剛石のレンズ』 六塚光『ムゲンのセンカ(1)』 松山剛『銀世界と風の少女』 竹井10日『かんなぎ 校内ケガレ浄化合宿』 金剛石のレンズ (創元推理文庫)作者: フィッツ=ジェイムズオブライエン,Fitz‐James…

北別府ニカ『かなしいいずみ』

芳文社のBL漫画誌3誌に渡って掲載された表題シリーズと、読みきり3作+表題の描き下ろしスピンオフを収録した短編集。登場するカップリングは、1:超泣き虫のドヘタレ×地味眼鏡の幼馴染 2:後輩×先輩(衝撃の28歳セーラー服) 3:コンビニの後輩店員×ON/OFF眼…

小畑健:作画 / 大場つぐみ:原作『バクマン。(1)』

『DEATH NOTE』で一世を風靡した小畑健・大場つぐみコンビの最新作は、漫画家ユニットを目指す2人の少年を主人公にした、青春漫画執筆活劇。雑誌掲載分は斜め読み/スルーで済ませていたんだけど、改めて単行本で読み直すと、すんげぇ面白いですわこれ。 ちと…

大森望・日下三蔵:編『虚構機関 年刊日本SF傑作選』

2007年に発表された国内SF短編の年間傑作選。割とどうでもいい感じの作品もあるにはあったが、全体としては優れたアンソロジーだった。この手の企画は絶えて久しいと聞くので、末永く続くとイイナ! と思った次第。とりあえず2008年版も楽しみ。 特に面白い…

2008年、この10冊(非BL漫画編)

2008年に1巻が刊行された新作シリーズ&2008年に刊行されたノンシリーズ限定で。エロも混ざってるけど気にしないでください。例によって読んで然るべき作品を全然読んでいないうえ(略) 暇潰しにどうぞ。

2008年、この10冊(BL漫画編)

こちらも新刊限定で。例によって読んで然るべき作品を全然読んでいないうえ、完全に趣味偏重のランキング(東京漫画社作品が多いのは仕様です!)なので妥当性はないにも等しいけど、とりあえず参考までに。

2008年、この10冊(小説編)

とりあえず新刊限定で。読書量が少ないので、国内/海外、ラノベ全部ごちゃ混ぜでランキング。読んで然るべき作品を全然読んでいないうえ、完全に趣味偏重のランキングなので妥当性はないにも等しいけど、そこはそれ、思いやりの心でスルーしていただければ、…

山田穣『がらくたストリート(1)』

ユルい雰囲気の日常系SF。磯釣り→磯光雄の流れとか、金田伊功・山下将仁への言及とか、孔子からの引用とか、美味い炒飯の作り方とか、本筋と関係のない小ネタがいちいち楽し過ぎる。絵柄も独特の味があって良い。読み切り発表当時からZERRY藤尾の別名義な…

トマス・M・ディッシュ / 深町 真理子:訳『人類皆殺し』

今、地球はあますところなく緑色のカーペットに覆い尽くされようとしていた。謎の侵略者が播いた微細な胞子が、高さ600フィートの大木に成長しつつあったのだ。巨大な植物は草木を枯らせ、人類をはじめあらゆる動物から土地を奪い、人類の築き上げた文明を崩…

A&Bストルガツキー / 深見弾:訳『トロイカ物語』

『月曜日は土曜日に始まる』の続編というか第4話。1968年に発表された、シベリアの地方文芸誌「アンガラ」掲載版と1987年に発表された「スメナー」掲載版の2作を収録。大まかな部分の筋立ては同じなんだけど、舞台と登場人物の設定に一部違いがあったり、エ…

トジツキハジメ『徒然』

同人誌からの再録をメインにした一冊。BLでありながらBLを相対化するような視線を持ち込むところに作者のクレバーさがある。あと、そこはかとなく漂うサブカルっぽい雰囲気とか。徒然(つれづれ) (ディアプラスコミックス)作者: トジツキハジメ出版社/メーカ…

夏目イサク『タイトロープ』

これといった目新しさはないけど手堅くまとまった佳作。タイトロープ (ディアプラス・コミックス)作者: 夏目イサク出版社/メーカー: 新書館発売日: 2008/12/27メディア: コミック購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ (15件) を見る

石黒正数『それでも町は廻っている(5)』

相変らず安定して面白い。エピソードの多彩さと、ゆるほのぼのとした雰囲気が良いね。紺先輩の萌えキャラっぷりはちょっと異常とつぶやかざるをえない。あと、ジョセ可愛いよジョセ。それでも町は廻っている 5 (ヤングキングコミックス)作者: 石黒正数出版社…

西川魯介『アシスタント伝奇 ケイカ(1)』

アシスタント伝奇ケイカ 1 (ジェッツコミックス)作者: 西川魯介出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2008/12/24メディア: コミック購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (22件) を見る

よしながふみ『大奥(4)』

大奥 第4巻 (ジェッツコミックス)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2008/12/24メディア: コミック購入: 10人 クリック: 34回この商品を含むブログ (228件) を見る

A&Bストルガツキー / 中沢敦夫:訳『モスクワ妄想倶楽部』

モスクワ妄想倶楽部作者: アルカージイストルガツキイ,ボリスストルガツキイ,АркадийСтругацкий,БорисСтругацкий,中沢敦夫出版社/メーカー: 群像社発売日: 1993/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る

伊藤計劃『ハーモニー』

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/12メディア: 単行本購入: 50人 クリック: 931回この商品を含むブログ (329件) を見る

『身分違いカタログ』東京漫画社

たうみまゆが面白かった。TATSUKIとアユヤマネと松尾フク子はもう書かないのかなー。身分違いカタログ (MARBLE COMICS カタログシリーズ VOL. 17)出版社/メーカー: ソフトライン 東京漫画社発売日: 2008/12/15メディア: コミック クリック: 2回この商品を含…

岩原裕二『学園創世 猫天!(5)』

最終巻。かなり慌しいまとめ方だったけど、エピローグはそれなりに情感を込めて描かれていたので、読後感は悪くない。学園創世猫天! 5 (チャンピオンREDコミックス)作者: 岩原裕二出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2008/12/19メディア: コミック購入: 2人 …

林家志弦『はやて×ブレード(9)』

面白かった。相変らずキャラに元気があって好ましい。たおやかさを忘れずに、少女の中の少年性を描けていると思う。これはもう「百合」というよりかは女の子同士の「やおい」ですな、とかなんとか。はやて×ブレード 9 (ヤングジャンプコミックス)作者: 林家…

佐藤健悦:作画 / 吉野弘幸:原作『聖痕のクェイサー(6)』

エロとバトルてんこ盛りでお腹一杯だ! 基本オトコノコなのでこーゆー作風は大好きですっ!!聖痕のクェイサー 6 (チャンピオンREDコミックス)作者: 吉野弘幸,佐藤健悦出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2008/12/19メディア: コミック購入: 2人 クリック: 20…

黒田硫黄『大日本天狗党絵詞 新装版(3)』

最終巻。しみじみと良い漫画でした。 見開きや大ゴマといったケレンのきかせ方に確かなセンスが光る。毛筆画のような独特の絵柄も話の内容とマッチしているし、キャラの表情や感情の描き方なんかも凄くいい。初期作品とはいえかなり完成された作風だと思う。…

ジョン・クロウリー / 大森望:訳『エンジン・サマー』

機械文明崩壊後の世界で、様々な遺物に囲まれながら、人々はインディアン的生活を営んでいた。リトルベレアと呼ばれる町で生まれ育った少年〈灯心草〉(ラッシュ)は、長い冒険の果てに伝説の〈空の都市〉に辿り着く。彼は都市に住む〈天使〉の少女に己の半…