2009年に読んだ小説で印象に残ったもの(一般向け編)

12月に出た本だけど、光の速さで2009年のマイベストに決定。この物語と出合えて本当に良かった。圧倒的な読書体験。

ブラッド・メリディアン

ブラッド・メリディアン

  • チャイナ・ミエヴィル『ペルディード・ストリート・ステーション』

ネタの詰め込み具合が半端ねぇ。疲れるけど、その分読み応えは抜群。あと猿。

ペルディード・ストリート・ステーション (プラチナ・ファンタジイ)

ペルディード・ストリート・ステーション (プラチナ・ファンタジイ)

シンギュラリティという概念がおとこのこ過ぎて悶える。これもネタの詰め込み具合がスゲェ。お腹いっぱい。あと猿。

アッチェレランド (海外SFノヴェルズ)

アッチェレランド (海外SFノヴェルズ)

ゲイマンせんせいが器用過ぎて生きてるのがツラい。

壊れやすいもの

壊れやすいもの

これも猿。でも一番ツボだったのは「子供たちの肖像」だったり。

洋梨形の男 (奇想コレクション)

洋梨形の男 (奇想コレクション)

  • ユーリ・ツェー『シルフ警視と宇宙の謎』

変なミステリ好きは必読。

シルフ警視と宇宙の謎 (ハヤカワepiブック・プラネット)

シルフ警視と宇宙の謎 (ハヤカワepiブック・プラネット)

深く、静かに、沁み渡る。

下りの船 (想像力の文学)

下りの船 (想像力の文学)

素晴らしい!

バレエ・メカニック (想像力の文学)

バレエ・メカニック (想像力の文学)

こんな青春もあるんだね。

全滅脳フューチャー!!! (本人本)

全滅脳フューチャー!!! (本人本)

ただ、震えた。『円環少女』と同時進行でこれを書いていたのか、と驚かされる。(ちなみに『円環少女』もベラボウに面白かったぜ)

あなたのための物語 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

あなたのための物語 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)