水上悟志『戦国妖狐(2)』
2巻に渡る長い序章の終わり。面白い面白い。常時クライマックス状態のハイテンションさがたまらない。溜め不足の状態で感情が爆発している部分や、説明不足、描写不足な部分、ダイジェスト気味の駆け足展開など本来ならマイナスにしかならない要素が、その半端ない詰め込み具合をもって作中に独自の熱を持たすことに成功している。作画方面もまだまだ荒削りではあるが勢いとオトコノコ的なカッコ良さがあるし、何よりキャラクター達の表情の描き方が素晴らしい。眼力(メヂカラ)に満ち満ちている。ぶっちゃけ、たまと灼岩がカワイ過ぎるだろ常識的に考えてという話なんデスよ、全ては。何はともあれ続きが楽しみだ。
- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2009/02/10
- メディア: コミック
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